Luma3DSのビルド方法(作り方)

日本語のLuma3DSの作成方法の記事が1つも無いので、作り方を軽く紹介します。今回はv9.1をビルドしていきます。

※この記事では、devkitProとPythonがインストールされていることを前提として説明していくので、まだインストールしていない方はまずこの2つをインストールしてください。

※11月18日追記
gitをインストールしないとfirmtoolがインストール出来ないので、gitも先にインストールしておいて下さい。

ビルドするために必要なもの

ビルドするために必要なものは以下の通りです。

Python
・devkitARM
・libctru
・makerom
・firmtool
・armips
・Git ※11月18日追記

必要なものをダウンロード/インストール

Luma3DSのソース

ここから Luma3DS-v9.1.zipをダウンロードし、展開してください。

libctru

libctruは、最新のバージョンじゃビルドできないので、ここから v1.5.0のものをダウンロードしてください。
ダウンロードしたものを展開し、中にある、includeフォルダ、libフォルダ、default_icon.pngを、C:\devkitPro\libctru\の中に配置してください。元々入っていたlibフォルダやincludeフォルダは消してください。
libctruはこれで完了です。

makerom

ここから makerom-v0.17-win_x86_64.zipをダウンロードし展開してください。展開して出てきたmakerom.exeをC:\devkitPro\tools\bin\の中に入れてください。(C:\devkitPro\tools\bin\のパスを通していない場合、パスを通してください。)
makeromはこれで完了です。

firmtool

ターミナルで、

pip install -U git+https://github.com/TuxSH/firmtool.git

と打ってください。
firmtoolはこれで完了です。

armips

ここから armips-v0.11.0-windows-x86.7zをダウンロードし、展開して、出てきたarmips.exeを、上でダウンロードしたLuma3DSのソースがある場所に貼り付けてください。
armipsはこれで完了です。

ビルドする

Luma3DSのソースの、Makefileがあるところでターミナルを開き、

make clean

と打って、終わるまで待ってください。
終わったら、

make

と打ってください。
少し長いですが、全て終わったらoutフォルダの中にboot.firmがあると思います。
これでLuma3DSのビルドは終了です。お疲れ様でした。

あとは好きにソースを弄ってビルドしてください。2回目以降は、"make clean"は必要ありません。

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